フタバ印刷がポスター作成し寄贈

ソーシャルディスタンスを呼びかけるポスターとデザインした清祐さん

 別府市光町の株式会社フタバ印刷(山本普詳社長)はこのほど、新型コロナウイルス感染症の予防として「2mの距離を取ろう!」とソーシャル(フィジカル)ディスタンスを呼びかけるポスターを約千枚作成し、自治会や学校、地区公民館などに寄贈した。
 新型コロナが拡大し、緊急事態宣言なども出され、印刷業も影響を受けている。そんな中で、印刷業として何か出来ることはないかと考え、「新しい生活様式」の中の感染予防対策としての人と人との距離を保つことを呼びかけるポスターを作ることにした。
 デザインをしたのは、同社デザイナーの清祐優美子さん(37)。距離を開けて立っている人形のピクトグラムは風呂桶を持っていたり、タオルを肩にかけていたりと温泉の町である別府らしさが表現されている。また「思いやりの別部 別府人の心意気」と別府愛あふれるキャッチコピーも。
 離れた2人を結ぶ線はハートマークになっている。背景の湯けむりの写真は、山本社長が撮影したもの。
 別府らしさと分かりやすいデザインに、当初自治会には2枚ずつ配布していたが、追加でほしいという声もあり追加するなど喜ばれている。

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