豪雨被災地への支援ボランティア

職員2人、学生3人が飯沼賢司別府大学学長が激励を受けた

 別府大学の職員2人と史学・文化財学科の学生3人の計5人が災害支援ボランティアとして16日午前9時、日田市災害ボランティアセンターに向けて出発した。
 九州各地は、3日からの豪雨により甚大な被害を受けており、大分県でも多くの地域が被災している。別府大学・別府大学短期大学部は、県内の被災地復興の一助を担うため、14日から教職員や学生を対象とした災害復興支援ボランティアの募集をした。
 今回、先遺隊として現地に向かうのは、職員の玉川剛司さん(43)、神田英嗣さん(38)の2人、学生の高橋渉さん(21)、木﨑晴崇さん(22)、重岡菜穂さん(21)の3人。
 現地に必要なものを聞いて選別して持って行く支援物資は▽ポカリスエット(500㍉72本、1・5㍑40本)▽塩あめ(35袋)▽運搬用一輪車(3台)。
 別府大学1号館前で行われた出発式では、飯沼賢司別府大学学長が「皆さんには先遣隊として、日田市天ケ瀬の状況を見てもらいます。けがをしないように、そして無事に帰ってくるように」と激励。5人は車に乗り込んで、現場に出発した。
 学生の木﨑さんは「私が1年生のとき、日田の豪雨があり、4年生の先輩がボランティアに行った。今度は、自分が先輩と同じ4年生となったので、できることをしたいし、復興の一助になればと思って参加を決めました。現地では、困っている人の意見を聞いて、その人に寄り添って活動できればと思う」と話した。

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