八幡朝見神社を中心とした商店等が朝見を活性化したいと昨年11月に結成した「いやしろ地朝見の郷・朝見参道の会」(早川愛代表、11店舗)が8月8日午前9時から午後3時まで、初めての主催イベントとなる「山香『上村の郷』特産品販売会」をメンバーである井手商店(井手奉文代表)のガレージで開催する。売り切れ次第終了。
以前、朝見神社の参道で朝市が行われて賑わっていたという話を茶房たかさきの高崎富士夫さんから聞いた早川代表らが賑わいを取り戻そうと声を掛け合って、周辺の商店等と連携して活動を開始した。
早川代表は10年ほど前に京都から別府に移り住み、リラクゼーションの店を経営。同じように、県外から若い人が移住し、朝見地域に10人程が住んで、商売をするようになったという。
まずは、メンバーのお店の紹介やパワースポット、温泉を紹介したパンフレットを作成。朝市をモチーフにした「朝見マルシェ」を開催しようと準備を進めてきたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、緊急事態宣言が全国に発令されるなどしたため、活動が出来なくなってしまった。
その間、早川代表が杵築市山香町の知り合いに頼まれて、上地区住民自治協議会のパンフレットを作成したことが縁で、交流をすることに。今回、上地区でとれた山香米や下霧茶、新てっぽうゆり、ホオズキ、浄土寺味噌・甘酒を販売することになった。
また、10月24日午前10時からは、朝見神社参道周辺で「第1回朝見マルシェ」の開催も予定している。飲食店や癒し系、雑貨、野菜等の販売の他、ワークショップやフラダンス、ドラムパーカッション等のパフォーマンスも行われる予定。
早川代表は「マルシェは、朝見神社さんが後押しをしてくれて、ありがたかった。他の地域との交流も始まり、マルシェも24店舗ほどが出店する予定。参道周辺が賑わい、朝見が活性化すればと思う。今後は、婚活など様々な活動をやっていきたい」と話した。