別府警察署は28日午後9時35分、特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害を発表した。
同署によると、市内在住の女性パート従業員(50歳代)のスマートフォンに今年6月初旬ごろ、「宝くじが当選しました。5億円です」などと記載されたショートメッセージが届いた。ショートメッセージでやり取りをする中で、犯人から▽受け取りには手数料がいる▽支払い方法は、コンビニでウェブマネーを購入し、記載のコード番号を送ればよい―などと指示され、6月初旬ごろから7月7日までの間、20数回にわたって、電子マネー計約114万円分をだまし取られた。
女性が家族に相談し「詐欺」の疑いがあると言われ、28日夕方、別府署に相談。被害が発覚した。
同署は「電話やメールなどでお金や電子マネーの購入を要求されたら、それは詐欺です。お金を要求されたら、家族や警察に相談して下さい」と注意喚起している。