別府市の新たな伝達手段として活用

8月から本格運用がスタートした防災放送アプリ

 別府市は、防災情報伝達手段として、新たに防災放送アプリ「コスモキャスト」を導入して、1日から本格運用している。
 防災スピーカーを市内10カ所に設置しているが、気象状況などによっては聞き取りにくかったりするケースもある。アプリをダウンロードすると、どこにいても、自分のスマートフォンからリアルタイムに防災放送が流れてくるというもの。アプリは「コスモキャスト」で検索を。
 登録は簡単で、郵便番号を入れるだけで、町名を特定。詳しい住所情報の登録は任意のため、町名だけで利用可能。音声放送と文字メッセージがある。
 音声放送では、「ピンポンパンポン」という音がなり、声で情報を伝えてくれる。緊急放送の場合は、マナーモードにしていても、音を出して危険を知らせる仕組み。内容によっては、文書メッセージのみでお知らせすることも。また、放送内容は後から選択して聴き直すことも可能。
 別府市では、避難勧告などの避難情報や台風などの気象情報、Jアラートの放送、避難所開設情報などを配信することを想定している。
 また、市民向け防災動画も作成。前編は「風水害の備え」で、ハザードマップの確認や在宅避難、親戚や知人宅への避難、感染症対策用品を紹介。
 後編の「避難所での過ごし方」で、感染症対策を踏まえた、新しい方法での避難所入りや密にならないなど避難所での注意事項などを動画が分かりやすく説明している。
 動画はユーチューブの登録チャンネル「BEPPU_BOUSAI_STUDIO」で見ることが出来る。

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