日赤別府市奉仕団の正副委員会

活発な活動のため住民理解を深めることなどについて話し合った

 日本赤十字社別府市地区(地区長、長野恭紘別府市長)は9日午後1時、市社会福祉会館で令和2年度の日赤別府市地区奉仕団校区正副委員会を開いた。
 同奉仕団は、災害時の応急救助、り災者の更生援護などに関することや健康の増進、疾病の予防などの保健衛生、援護を必要とする家庭や身体に障がいのある人、社会公共のために必要な労力などの奉仕をする団体。市内は旧小学校ごとに17地区あり、正副委員は30人。
 長野市長が「時代が便利になり、ウェブで会議をする機会も増えましたが、だからこそ顔を見て付き合う、温度が分かる付き合いの大切さを分かる。コロナが終わったあとにこの経験を生かさなければ克服したことにはならないのではと思う。皆さんの尊い活動に心から敬意を表します。コロナ禍で、助けを求めている人は沢山いると思います。社会的状況を鑑み、今後もご協力をお願いします」とあいさつ。
 内田淳子委員長は「キタンのない活発な意見をいただき、活動に活かしてもらいたい」とあいさつをした。
 議事では、令和元年度の主要業と決算、社資募集事務費交付、令和2年度の日赤活動資金募集目標額の設定などについて話し合った。活動資金となる社資は、自治会単位で目標額が決められているが、強制ではないため、住民の理解が必要となる。地区別に見ると、100%の地区もあるが、26%ほどの地区もあり、地区によって幅がある。毎回、この差について是正を求める意見が出ているが、任意ということで解決にはいたっておらず、いかに理解をして協力してもらえるかが課題となっている。

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