別府市議会の予算決算特別委員会④

表決で決算認定を行った

 別府市議会の予算決算特別委員会(黒木愛一郎委員長)は14日午前10時、委員会を開いて、令和元年度決算について表決を行った。
 決算は、一般会計、国民健康保険事業、競輪事業、公共用地先行取得事業、公共下水道事業、地方卸売市場事業、介護保険事業、後期高齢者医療の7つの特別会計、水道事業会計の9議案。一般会計、国保事業特別会計、介護保険事業特別会計については一部反対があり、挙手で採決を行い、すべて原案どおり認定をした。委員長報告は後日行う。
 特別委員会での審査終了を受けて、長野恭紘別府市長が「2日間にわたり総括、個別審査を行っていただきました。いただいたご指摘、ご意見はこれからの予算編成や執行に当たり、各部長に検討するように指示したい」とあいさつ。
 黒木委員長は「決算認定審査と当初予算の循環性を図ることを目的に特別委員会を実施するとともに前年度の委員会報告に対する取り組みを審査してきた。議会としてのPDCAを確立し、委員会の目的は着実に成果をあげていると思う。令和2年度は、新型コロナの影響で税収は大幅に減収が見込まれる中、緊急対策の予算を編成、執行している。一方で、多くの事業等の中止や延期をしている。持続可能な財政運営のため、各委員会からの指摘や意見を真摯に受け止め、今後の予算執行や当初予算編成に反映させてもらいたい。今後とも、審査の充実に努めていきたい」とのべた。

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