山の手中学校で最後の体育大会

3年生が最後の短距離走で全力疾走

 別府市立山の手中学校(財前昭仁校長、305人)は浜脇中学校と統合前の最後の体育大会を19日午前8時45分、同校運動場で行った。
 スローガンは「挑め~限界を超えて新たな一歩へ~」。
 開会式では、運動場の東側から走って入場した生徒を前に、財前校長が「5月に開催予定だった山の手中学校の最後の体育大会、本日開催できたことを嬉しく思います。今回のスローガンは、長い歴史に幕を閉じようとする山の手中学校から、開校する別府西中学校に思いをつなげようとする気持ちが感じられます。コロナ禍の中なので、地域の人は来れませんが、その地域の人に届けるような熱い思いで頑張りましょう」とあいさつ。
 岡川琉政生徒会長=3年=が「コロナによる休校が相次ぎ、体育大会を開催できるかとても不安でしたが、こうして開催できることは安堵と嬉しい気持ちでいっぱいです。コロナに負けない気持ちでスローガンを決めて、全校生徒が一丸となって練習してきました。日ごろの練習の成果を発揮できるよう頑張りましょう」とあいさつ。
 保体委員長の末岡姫夏さん=3年=が、今年の体育大会スローガンを生徒、保護者の全員に聞こえる声で叫んだ。
 大会は、新型コロナウイルス感染症対策のため、例年よりプログラムを大幅に変更し、1年から3年が全力疾走した短距離走、1、2年生による「縄でつなごう1・2年の絆~限界を越えろ!~」と銘打った綱引き、学年ごとに行った学級対抗リレーなど午前中ですべてのプログラムを終えた。

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