「児玉病院」の健康サロン

ピアノを演奏する藤田凛太郎さん

 亀川四の湯の児玉病院(川本洋理事長)は19日、こだま健康サロン特別回と銘打って「東京芸術大学大分県出身者によるコンサート」を開催。入院患者と地域住民が出席した。児玉病院は地域交流と入院患者の順調な回復を目的に定期的にこのような音楽イベントを開催している。
 開会にあたり川本陽子理事が「本日はクラシック音楽公演における新型コロナウィルス感染拡大予防のガイドラインに沿って開催いたします。国内最高峰の現役芸大生の演奏をお楽しみください」とあいさつ。
 はじめにヴィオラ専攻の衛藤理子さんがエルガーの「愛の挨拶」、シューマンの「おとぎの絵本1、2、3楽章」、ピアノ専攻の藤田凛太郎さんがショパンの「エチュード」、「英雄ポロネーズ」を演奏し、テノール専攻の石本高雅さんが「オーソレミオ」、「ゴッドファーザーより愛のテーマ」、「落葉松」を熱唱。会場は和やかな癒しの雰囲気に包まれた。
 出演者は次のとおり。
 石本高雄さん=平成11年生まれ。大分市出身。声楽科テノール専攻3年生。第33回「国民文化祭2018」において国家斉唱。
 藤田凛太郎さん=平成12年生まれ。大分市出身。器学科ピアノ専攻1年生。平成30年「東京音楽大学ピアノ演奏会~成績優秀者による~」に出演。
 衛藤里子さん=平成12年生まれ。大分市出身。器楽科ヴィオラ専攻2年生。来年度の第22回アルゲリッチ音楽祭若手演奏家コンサートに出演予定。

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