別府八湯ウォークガイド募集大会

約40人が参加した募集大会

 別府八湯ウォーク連絡協議会(山村尚志、平野芳弘共同代表)は「令和2年度別府八湯ウォークガイド募集大会」を26日午後1時30分、別府市公会堂で開催し、約40人が参加した。今回は、新型コロナウイルス感染症予防のため、参加は事前予約制としており、受付時に手指消毒と検温を行った。
 別府八湯ウォークは、別府八湯やおすすめスポットなどをボランティアガイドが歩きながら案内するもので、新規ガイドの増加やガイド同士の交流を図ることが目的。
 平野共同代表が「今年はコロナ禍で、別府観光は大打撃を受けてます。それに伴って、八湯ウォークも参加者が減少しています。3月の終わりから8月ぐらいまで、休止が続きました。9月になれば戻って来るかなと期待していたが、なかなか以前のように戻って来る状況ではない。これから観光地はどのようにして生き残るかを考えたときに、歴史や文化、おもてなし、魅力などを情報発信をしていかないといけない」、来賓の日置伸夫市観光課長(市長代理)、安波照夫市観光協会専務理事(会長代理)がそれぞれあいさつした。
 別府八湯ウォーク極楽巡り達人(まち歩きに参加して1年間に10回以上参加)として、現在6巡目を回っている伊津野孝さんが紹介された。伊津野さんは、達人を5回達成しており「仙人」となっている。また、立命館アジア太平洋大学の留学生タイ・ミン・トゥさん、友人のハ・ホン・ティエンさん=いずれもベトナム出身=が別府の魅力を話した。
 書面決議を行った令和2年度総会の結果などを報告した。
 続いて、「コロナ禍における町歩きについて(ワーケーション、ZOOMによる町歩きなど)」として、近畿日本ツーリスト大分支店の中村裕支店長兼セールスリーダーが「リモートワーク・テレワークを旅先で ワーケーション活用による働き方改革」をテーマに講話した。
 ワーケーションとは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を合わせた造語。テレワークを活用し、普段の職場から離れ、リゾート地などの地域で、普段の仕事を継続しつつ、地域ならではの活動を行うこと。
 「Withコロナ、Afterコロナ社会における新しい生き方や働き方として、全国に急速に広がっている取り組み。近畿日本ツーリストからの提案として、ワークライフバランスの実現に向けた新しい働き方の選択肢の1つとして、有給休暇の取得促進、優秀な人材の確保や定着などを挙げます」と話した。
 休憩後、各まち歩き団体などが活動内容をPRし、意見交換などを行った。

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