亀の井バスで秋の交通安全教室

大切な人を守る反射材のお守りを作った
バスの乗り方を体験した

 亀の井バス(株)、別府警察署、大分県交通安全協会別府支部は「秋の全国交通安全運動」の一環として「秋の交通安全教室~手作り反射材で大切な人の命を守る・バスの交通安全~」を23日午前10時、亀の井バスで実施した。社会福祉法人別府光の園子ども広場(保育園、工家幸子園長)の園児16人が参加した。
 駐車場に集合した園児に冨永彰彦代表取締役社長が「反射材を作ったり、バスの体験乗車などをしてもらいます。これからバスに乗ることがありますので、バスの乗り方などをしっかりと勉強して下さい」とあいさつ。
 8人ずつ2班に分かれて、交通安全について学んだ。
 1班は社内で、子どもの交通安全防止を図るために横断歩道の渡り方の「とんとんとまれ」を実施。その後、部屋を暗くして実際に反射材がどのように見えるかを体験した。続いて、大切な人を命を守る「反射材のお守り」を作製。円筒状に加工された木の板に、いろんな絵が描かれた反射材のシールを貼り付けたり、ペンで絵を描いた。
 別の班は、亀の井バスのマスコットキャラクター「かめたん」と一緒に路線バスを使って同社の社員が安全な乗降の仕方や乗車体験をした。8人全員が乗ると、整備場まで移動。バスの下部やタイヤの大きさなどの説明を受けた。
 その後、班が入れ替わり、参加した16人全員が体験した。
 三代岳樹別府警察署交通課長は「幼いときから、交通マナーやルールに関心を持ってもらいたい。それを習慣づけてもらうことが、交通事故防止につながる」と話した。

コメントを残す