幼年少年消防クラブの研修会

はしご車に乗り込んだ児童
放水体験をするクラブ員

 別府市少年婦人防火委員会(会長、須﨑良一消防長)主催の幼年少年消防クラブ研修会が27日午前9時、別府市消防本部で開催され、新別府幼年消防クラブ6人、火売少年消防クラブ8人、保護者9人の計23人が参加した。新型コロナウイルス感染症予防のため、時間を短縮して行った。
 4階大会議室で、会長代理の永路尚道予防課長が「時間は短いですが、しっかり消防のお仕事を体験して下さい。社会見学で来たことがある人もいると思いますが、復習の意味も兼ねて勉強して下さい」とあいさつ。
 続いて、予防課員が火災や地震についてプロジェクターを説明した。
 「火災の三要素は、空気・燃えるもの・熱。火事を起こさないためにできることは、火遊びはしない、1人で火を使わない、花火をするときは大人と一緒にするなどを心がけて。地震が起こる前に出来ることとして、非常持ち出し袋の準備、家具の固定、避難の場所を決めておくことが必要」と述べた。
 通信指令室で119番が鳴ったときの対応などを見学した。
 消防本部駐車場に移動し、はしご車で地上約25㍍の高さを体験した。続いて、放水体験では、水の勢いに驚く子どももいる中、真剣な表情で放水する“小さな消防士”が的に水を当てて消火活動を行った。
 参加した小川紗らいさん(9)は「はしご車で高いところまで上がったのは怖かった。放水は、レバーを引っ張って水を出したところが楽しかった」と話した。

コメントを残す