大分県共同募金会別府市共同募金委員会は令和2年度赤い羽根共同募金運動を1日から4日まで、JR別府駅で行っている。日赤別府市地区奉仕団など8団体が協力している。
地域福祉の推進と位置付けられており、運動により集められた善意は、高齢者や障がい者、児童に対しての支援、身近な地域福祉活動費や災害義援金として役立てることが目的。
JR別府駅東口広場で1日午前10時、オープニングセレモニーがあり、塩地奎三郎市共同募金委員会会長が「協働募金は、地域が孤立を無くすことをテーマに活動を続けてきました。そして、直接の接触が難しい今だからこそつながりを保ち続けることを目的に活動する団体を支え続けることが大切だと考えます。この運動は、多くの人の力で支えられています。街頭募金として声かけをして頂きますが、自身の体調管理と歩行者に配慮し、協力をお願いします」とあいさつした。
その後、JR別府駅東口と西口で募金活動を実施。「赤い羽根共同募金へのご協力をお願いします」という声に、市民らが「いくらでもいいの」と言いながら浄財を入れていた。
今年は新型コロナウイルス感染症予防のため、JR別府駅、市社会福祉協議会で受け付けている。また、対面せずにインターネットを活用して募金ができる「ふるサポ募金」もある。これは、市社会福祉協議会のホームページから「共同募金ネット決済リンク」に移動でき、寄付先の地域を別府市と選択し、クレジットカード決済することで募金が出来る。
昨年度の実績は、12団体延べ372人が協力して45万2196円の浄財が集まった。