竹細工伝産会館で「竹のみらい」

指定管理になり初の展示会

 別府市竹細工伝統産業会館(宮坂美穂館長)は「竹のみらい~くらしの中の竹工芸展特別賞受賞作品展~」を11月1日まで、同所で開催している。開館時間は、午前8時30分から午後5時まで。最終日は午後3時まで。会期中の月曜日は休館。入館料は、高校生以上390円、小・中学生130円。
 今月から管理が指定管理者に移行されたため、今回の作品展が初めての展示会となる。
 これまで「くらしの中の竹工芸展」で特別賞を受賞し会館の所蔵品になっている21点を展示している。「くらしの中の竹工芸展」は、「竹の器と暮らす心豊かな生活」をテーマに美術性だけでなく、産業工芸、生活工芸として日常生活に密着した商品性のある作品を顕彰し、別府竹細工の進行を図ることが目的。特別賞は、技術やアイデアともにより優れた作品が受賞している。
 中臣一さんの「ムスビ花籠『豊潤』」などが展示されており、来場者は興味深そうに見ていた。
 宮坂館長は「コロナ禍ですが、別府の伝統工芸でもある竹細工をみて、少しでも癒しになれば」と話している。

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