隊友会が草刈りし慰霊

隊友会が青山忠魂碑のある青山おもいで公園を清掃した

 別府地区隊友会(茅野寛治会長)役員25人が9月22日午前8時30分、青山町の青山忠魂碑周辺の清掃活動をし、参拝した。
 今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、例年実施している来賓などを呼ぶ青山忠魂碑慰霊祭を実施せず、隊友会役員のみの実施とした。
 別府忠魂碑は大正8年、国家繁栄の礎となり戦場に散った陸海軍勇士の尊き英霊を祀るべく有志が立ち上がり、浄財6千余円を集め建立した。日清戦争から大東亜戦争までの別府市出身の戦死・戦病没者1347柱が合祀されている。今年で101年が経過している。また、忠魂碑北側には、広瀬武夫中佐(竹田市出身)が護国の鬼となり身命を投げ出し旅順港を閉塞した“報國丸のマスト”が設置されている。
 茅野会長ら役員が草刈機を使いながら、きれいに芝を刈っていった。また、忠魂碑の石垣や本体などの雑草も丁寧に抜いた。今回の清掃で集まった草などは、可燃物用ゴミ袋(大)19袋となった。清掃活動は毎月、行っている。
 続いて、整列した役員全員に対して茅野会長は「戦後75周年の節目を迎えました今年、例年通りの慰霊祭を開催しようと思ったのですが、新型コロナウイルスの影響で急遽中止をして、清掃活動をしてお参りしようと決めました。来年は例年通りにしたいと思います」とあいさつ。その後、2礼2拍1礼をして参拝した。

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