大分園芸花商組合(野田淳一組合長、70社)は9日午後1時から、ビーコンプラザに花で作ったアマビエの像と周辺に生花を飾り、オブジェを作りあげた。10日に開催される、大分県農業祭に展示する予定だったが、農業祭が中止となったため、ビーコンプラザに展示をすることにした。
疫病退散の妖怪といわれる「アマビエ」を造花で作ったオブジェで、周辺に生花で彩りを添えた。農業祭が中止になったことで対応を協議したが、すでに花を準備していたこともあり、多くの市民に見てもらえる場所にとビーコンプラザに展示をすることになった。
会員約20人が参加して、作業。大きなオアシスの上にユリ、キク、ケイトウ、カーネーション、ヒマワリ、カスミソウなど約20種類を使い、高さを調整しながら立体的な動きのあるアレンジメントを行った。野田組合長は「こういった展示を別府で行うのは初めて。多くの人に見てもらい、SNSなどにあげて生花を見て楽しんでもらえればと思う」と話した。