通り会や商店街などが一致団結

通り会や商店街などが一致団結して「笑顔でおもてなし再開」を宣言

 新型コロナウイルス感染症で消費が落ち込み、飲食店をはじめ多くの業界で収入が減少するなど大きな影響を受けている。そんな中でも、中心市街地の通り会や商店街などが一緒になって「コロナに負けるな」と「べっぷまちなかエールプロジェクト」を始動。12日午後0時半から、トキハ別府店1階ブルーテラスで「マスクの中でも笑顔でおもてなし再開宣言」を行った。
 プロジェクトに参加しているのは、別府駅前商店街振興組合、別府銀座商店街振興組合、別府市流川通り商店街、西法寺通り会、梅園通り、海門寺通り、JR別府駅、トキハ別府店、別府おもてなし村、別府料飲協同組合、別府飲食業協同組合、べっぷ駅市場商店会、Bパッサージュテナント会。
 感染症対策実施店舗の拡充やまちなか活性化事業、各通り会の広報活動の共有を図ることで、安全・安心や情報発信を行い、訪れる客も受け入れるお店側も意識を高くもって楽しい時間を提供、体感できる環境づくりを進める。セレモニーには、全員が笑顔のイラストがついたマスクで出席。
 プロジェクトの宮崎省三本部長が「コロナの影響で景気が急激に減速する中で、個人消費の正常化に向けて、プロジェクトを立ち上げました。通り会や商店街が一緒になって1つの目標に向かって取り組むの初めてのこと。キツイこの時期に1つになって、中心市街地から盛り上げていき、今まで以上の発展につながるように努力をしたい」とあいさつ。
 照山秀逸別府駅前通商店街振興組合理事長が今後の予定として▽感染症対策の徹底、指導、告知▽各通り会、商店、企業へ笑顔でおもてなしの準備▽各通り会、商店街の催事案内告知と共有▽秋の観光シーズンへの対応▽年末年始、忘新年会へむけての安全対策と告知ーを行うことを説明。
 来賓の長野恭紘別府市長、嶋幸一県議、松川峰生市議が祝辞。全員で「おもてなし再開!」と笑顔でおもてなし宣言を行った。

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