認知症サポーターを養成

佐藤さんが認知症について説明した

 中部地区公民館の中部現代セミナー「認知症サポーター養成講座パート4」がこのほど中部地区公民館で開催され、25人が参加した。
 講師は、市鶴見台地域包括支援センター管理者の佐藤千恵美さん。
 地域包括支援センターやケアマネジャーの説明後、認知症について説明した。
 認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んだり、脳の司令塔の働きに不具合が生じ、さまざまな障害が起こり、生活する上で支障が6カ月以上継続している状態のこと。
 認知症には▽アルツハイマー型認知症▽脳血管性認知症▽レビー小体型認知症▽前頭側頭型認知症―の4種類がある。また、若年性認知症は、18歳から65歳未満で発症。脳梗塞や脳出血などの血管性認知症が40%。認知機能の低下で仕事上のミスなどから発見されることがある。
 「物忘れは、老化によるものと認知症によるものがある。老化によるものは、出来事の一部を忘れるがヒントで思い出す。認知症によるものは、出来事をすべて忘れる。そしてヒントで思い出せない」と話した。
 認知症を引き起こす病気、体を使った脳トレ、認知症の予防などについても解説した。

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