日出町立図書館で緑丘高校ミニコン

フェイスシールドをして澄んだ歌声を披露した合唱部

 日地町立図書館で9月26日午前11時から、大分県立芸術緑丘高校(渡辺智久校長)によるミニコンサートが開催された。図書館では、定期的にイベントを開催しており、同校の演奏会は、平成28年以降毎年開催されている。ミニコンサートは今年度3回目。
 はじめに、合唱部の10人がフェイスシールドをして登場。校歌でオープニングを飾ると、瀧廉太郎の「花」や「荒城の月」を披露。部長の高田未羽さん(3年生)がソロで「私はよく場所を変える」「初恋」を披露。生徒たちの澄み切った歌声に、訪れた人たちも聴き入っていた。
 また、吹奏楽部による演奏では、フルートの古城温香さん(3年生)と土居未弥さん(同)が「レット・イット・ゴー」などを演奏。サクソフォンの清末美衣さん(2年生)が「ふるさと」など、ファゴットの西悠花さん(同)が「シシリエンヌとアレグロジオコソ」をそれぞれ演奏。伸び伸びと楽しそうに演奏する姿に、客席から大きな拍手が送られた。新型コロナウイルスの影響で、部活動が制限されることが多く、吹奏楽部と合唱部も新体制になってから1学期はまったく演奏を披露する場がなく、9月から活動を本格的に再開させ、コンサートはこの日で2回目。久しぶりにみんなの前で演奏できるとあって、生徒たちも楽しそうだった。

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