ひめやま幼稚園児56人が稲刈り

園児が鎌で一生懸命、稲刈りした

 幼保連携型認定こども園ひめやま幼稚園(伊藤由美子園長)は16日午前10時から、内竈の堂面棚田で稲刈りを行った。収穫した稲穂は天日干しした後、同幼稚園で脱穀。その後、今年12月か来年1月に年長がオニギリを作り、全園児で食べる予定。
 初めに、「内竈堂面棚田を守る会」の恒松恵典会長が「ケガをしないように気を付けて、稲刈りをして下さい。また、内竈でお米や野菜を作っているプロが教えますので、言うことを聞いて下さい」とあいさつ。
 初めて稲刈りをする園児がほとんどで、最初は上手く切れなかったが、回数を重ねるごとに笑顔で手際よくスムーズに刈ることが出来ていた。保護者らは、自分の子どもが稲刈りをしている姿をデジカメやスマホなどで撮影していた。
 神野遥伽さん(6)は「稲を切るところが楽しかった。またしたい。美味しくなってほしい」。
 松田和夏さん(6)も「初めて稲刈りをしたから楽しかった。お米は毎日食べているけど、これはさらに美味しく感じると思う」。
 菊田咲花さん(6)も「稲を刈るところが楽しかったし、初めてした。お米は好きで、特に白ごはんとシャケが好き。いつも以上にオニギリが美味しく感じると思う」とそれぞれ話した。
 最後に、同会から園児に花束のようにラッピングした乾燥させた稲が手渡された。

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