別府市石垣の住宅型有料老人ホーム里庵アネックスに入所している矢埜ヒサ子さんが12日に100歳の誕生日を迎え、25日午前10時、別府市から感謝状とお祝い金、市長のお祝いメッセージが届けられた。
国東市出身で結婚後は杵築市で夫婦で農業をしていた。昭和54年に姪夫婦と同居するために、別府市に移住した。人のお世話が大好きで、老人クラブの役員をしたり、クラブ活動を通じて旅行や踊りを楽しんでいたという。
平成30年から里庵に入所。デイサービスを利用して、体操やレクリエーションにも積極的に参加している。職員に「人のために一生懸命働くことが大切」と話しているという。長寿の秘訣は「よく食べること」と「笑顔を絶やさず、いつも前向きに生きてきたこと」だと話す。
市内の100歳以上は、矢埜さんを含めて89人(女性80人、男性9人)となった。