「鉄輪スケッチ会・秋」を開催

新見隆武蔵野美術大学教授が講評した

 鉄輪スケッチ大会の後継イベントとなる「鉄輪スケッチ会・秋」(鉄輪スケッチ会春・秋実行委員会主催)が3日午前10時、スタートした。
 例年開催していた鉄輪スケッチ大会は昨年の第5回を持って幕を閉じ、今年から新しい形の「鉄輪スケッチ大会春・秋」として春と秋の開催となった。今回から賞はないが、講師たちによる講評会を実施した。
 午前10時から、子どもから大人までが鉄輪各所でスケッチを描いた。昼食休憩をはさみ、午後3時まで熱の湯公民館に作品を提出した。
 その後、同公民館で作品40点に対して講評会を開催。2014年から19年まで大分県立美術館長を務め、19年7月から20年3月まで大分県地域アート活動エグゼクティブアドバイザーを務めた新見隆さんが作品の一つを手に取って「建物を正面から描いており、正面から行くぞ!という気持ちが伝わってくる。堂々としていいと思う」、第1回から第5回まで鉄輪スケッチ大会審査員を務めた伊藤昭博さん、市立浜脇中学校の美術講師などを務める勝正光さんの3人が講評した。
 新見さんは、会場を回ってスケッチ中の参加者を探して、その様子を描いていた。それを「参加者のお土産」として贈った。

コメントを残す