社明運動「作文コンテスト」表彰式

鶴見小学校6年生の村山結彩さんらが表彰を受けた

 別府保護区保護司会(髙橋護会長)は令和2年度第70回社会を明るく運動「作文コンテスト」別府保護区保護司会優秀賞表彰式を17日午後3時30分、別府市社会福祉会館で行った。コンテストには、別府市内の小・中学校22校から31点の応募があった。
 表彰式では、髙橋会長から村山結彩さん(11)=鶴見小6年=、渋谷琴珀さん(14)=中部中3年=、今川颯一郎さん(14)=朝日中2年=の3人に表彰状などが贈られた。
 続いて、朗読会があり、村山さんが「皆が笑顔で暮らせる社会になるには」、渋谷さんは「心の声に寄り添って」、今川さんは「地域のeyes」をそれぞれ朗読した。
 朗読が終わるたび、会場には出席していた保護司45人の拍手が響いた。
 選考委員の安部順子さんが「今年は新型コロナウイルスの影響で、いつもと違った生活習慣や環境の中であっても、皆さんが社会の問題に目を向けて作文を応募してくれたことを心から感謝します。原稿を書くことは、ものすごくエネルギーが要ります。自分の意見や思いを紙にしたためることは、簡単なものではありません。皆さんが少しでも自分の気持ちを、社会に対しての気持ちを綴って下さったことを嬉しく思います」。
 選考委員長の徳田貴美子さんが「応募されたどの作品も、犯罪をなくすにはどうすればいいのか、明るい社会を作るにはどうすればいいのかを一生懸命考えていました。その中でも、3人の作文は立派でした。村山さんは、世の中のことに色々関心を持っていました。渋谷さんは、優しさが幸せを生むという考え方は素敵です。今川さんは、地域の結びつきのことを書いていました。皆さんの書いた一言一言が、未来につながることだと思います。これからも頑張って下さい」とそれぞれ講評した。
 最後に記念撮影をして、式を締めくくった。
 また、表彰式前に同会の研修会を行った。
 髙橋会長は「少ない夏休みの中、応募してくれた。子どもの視点は、大人が忘れていたものを思い出させてくれる」と述べた。

コメントを残す