杵築市が補正予算案などを上程へ

 杵築市の永松悟市長は11月26日午後1時半、市役所で定例記者会見を開き、2日に開会する令和2年第4回杵築市議会定例会に上程する議案などについて説明をした。
 定例会に上程するのは、補正予算案、条例関係、一般議案21議案と報告2件、追加で27日に専決処分をした3件について報告をする。27日の専決処分は、大分県人事委員会勧告に沿って、職員及び一般職の任期付職員の期末手当を0・05カ月分引き下げるもので、それに伴い、特別職と市議会議員についても同様の措置を取るもの。
 12月の補正予算案は、一般会計が6636万9千円(補正後予算額225億7150万円)、特別会計が1億8147万5千円の減額(同92億3891万2千円)、公営企業会計100万円(同55億3974万8千円)。一般会計では、障がい者の自立した日常・社会生活を支援するための日常生活用具の給付などの増額、日出町と共同で「ひなまつり」イベントを行うための事業費、新学校給食センターの維持管理経費の増額、令和3年度中に予定している学校の米飯給食を弁当方式から保温箱によるつぎ分け方式に対応するための米飯用食缶の購入などの費用。財源は、地方交付税や国・県支出金、寄付金。
 特別会計は、ケーブルテレビ事業において、当初計上していた光ファイバー化の工事費などを令和元年度の国庫補助金を活用することによる減額や人事異動に伴う人件費の減額など。公営企業会計では、山香病院の新型コロナ対策としての消毒剤、対策関連機器の経費を計上する。
 条例関係では、手話言語条例の制定や企業立地促進のための見直し、一般議案は、指定管理の決定など。定例会は2日に開会し、8~10日に一般質問、11、14、15日に常任委員会を開き、18日に閉会する予定。

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