別府市は22日、長野恭紘別府市長が定例会見で令和2年の別府市12大ニュースを発表した。
長野市長は「何と言っても、生活、経済、市場(しじょう)などのあらゆる状況を一変させた新型コロナウイルス感染症の影響により、苦境に立たされた市民の皆様の健康・命と経済の両立を図るために奔走したこと。別府市では警戒を強めていましたが、3月に市内初の感染者が確認されてから、苦渋の決断ではありましたが、市立小中学校の臨時休校も市独自の判断で5月31日まで延長した」と振り返り、その後、健康・命と経済の両立を図るため、様々な施策が行われた。その中でも、マーチング・カーニバルや第4次別府市総合計画と第2期別府市総合戦略を策定するなどした。「地域一丸となって、コロナを克服し、かつての別府の日常を一日でも早く取り戻せるよう、来年も健全な財政を維持しつつ、スピード感を持って市政運営にあたっていく」とした。12大ニュースは次のとおり。
▽第4次別府市総合計画と第2期別府市総合戦略を策定(3月)▽市立小中学校の臨時休校実施(同)▽#別府エール飯(同)▽新消防署亀川出張所の誕生(同)▽別府市上下水道局の誕生(4月)▽別府市子育て世代包括支援センターと別府市子ども家庭総合支援拠点の開設(同)▽別府市新型コロナウイルス感染症緊急対策(4、6、11、12月)▽市立小学校6年生が県内修学旅行を実施(10月)▽他市との広域連携の推進(10、11月)▽マーチング・カーニバルin別府2020開催(11月)▽別府市成年後見人支援センターの開所(12月)