別府市は、令和2年度の別府市小・中学生人権作品表彰式を25日午前10時、別府市議会の本会議場で行った。標語に106点、ポスターに55点、作文に67点の応募があった。
表彰式では、市長賞と市人権問題啓発推進協議会長賞を阿南寿和副市長が、教育長賞を寺岡悌二教育長が表彰状と盾を手渡した。阿南副市長が「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で春から臨時休校になったり夏休みが短くて暑い中登校したり、行事が縮小、延期、中止となる大変な学校生活の中で応募してくれて、ありがとうございます。感染した人やその家族、治療にあたっている医療関係者への差別、誹謗・中傷が続いているのは、悲しいことです。皆さんの作品からは、友達を大切に思う気持ちや相手に自分の気持ちを伝える勇気が見えました。周囲を気遣う優しさを引き続き持っていてほしい」とあいさつした。受賞者は次のとおり(敬称略)。
【別府市長賞】▽標語=川向優真(南小1年)▽ポスター=日野拓海(山の手小3年)▽作文=小川絢子(山の手中3年)
【教育長賞】▽標語=麻生蒼人(春木川小4年)▽ポスター=廣畑さくら(上人小6年)▽作文=是永紅凛(春木川小6年)
【別府市人権問題啓発推進協議会長賞】▽標語=須藤由羽(朝日中2年)▽ポスター=足立幸子(中部中3年)▽作文=猿渡碧(南立石小1年)