鬼コロナ対策ステッカーを交付

厳しい基準をクリアして第1号の「鬼コロナ対策ステッカー」を交付した

 別府市は、「別府モデル」とする厳しいルールを守って新型コロナウイルス感染症対策「鬼対策基準」を満たしている飲食店にステッカーを交付しており、12月28日午後4時、ステッカー交付第1号となる飲食店で市職員が検査に訪れた。
 店の入口に消毒液を設置して、手指の消毒をしてもらい、飲食の際にマスクがテーブルの上などに置きっぱなしにならないように工夫することや座席の配置、滞在時間は90分以内にする、従業員もマスクを着用し、休憩スペースは常に換気を行い、コロナ接触確認アプリのインストールなど17項目の厳しい基準を設けている。
 今回調査を受けたのは、北浜のラウンジ「ソワレ」。松野礼子代表の立ち合いで、基準を満たしているかをチェックして、ステッカーを交付した。松野さんは「第3波が来てから、12月7日から自主休業を続けている。夏場は換気でドアを開けっ放しにするため、入口に網戸を設置するなど工夫してきた。常連さんも理解してくれて、協力しくれてうれしいです。店は元は旅館の温泉だったので、換気扇がたくさん設置されているので、換気は常時しています。お客様と従業員の健康を守るため、出来ることは何でもやりたい。早く収束して、また安心して来店してもらいたい」と話した。営業は4日から再開する予定だという。
 他にも数件の申請があり、順次、基準を満たしているかをチェックしてステッカーを交付していく予定。5日からは市役所1階のレセプションホールでも申請受付が始まる。利用者、事業者がともに厳しい基準を守って安全に楽しく飲食が出来るように、対策を呼びかけていく。問い合わせは25日まではコールセンター(電話75・8525)、それ以降は産業政策課(電話21・1132)へ。

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