日出産デコポン食べて活躍を

佐藤代表理事組合長(右)らが鶴見病院を訪れてデコポンを寄贈した

 JAべっぷ日出(佐藤隆博代表理事組合長)は14日午前10時、大分県厚生連鶴見病院(鈴木正義院長)を訪れ、新型コロナウイルス感染症の最前線で闘う医療従事者に日出産のデコポンを寄贈した。柑橘寄贈応援プロジェクトで、医療機関など別府市内3カ所に合わせて約3300個を贈った。
 鶴見病院は、新型コロナの重点医療機関として昨年3月から受け入れを行っており、現在も県内の患者を受け入れている。防護服を来て診療をしているが、家族への感染を考慮して宿泊施設に泊まる人もいるという。
 佐藤組合長が「皆さんには、コロナの感染拡大に伴い、いち早く患者の受け入れをした。緊張の中、大変な思いをしていると思います。同じJAグループとして、活躍を心強く思っています。現場で従事する皆さんに、デコポンを食べていただき、少しでもひと時の癒しになればと思います。収束はまだまだ見えませんが、現場で活躍するスタッフ皆さんのご健勝をお祈りします」とあいさつ。
 鈴木院長、増田勝美看護部長、芦刈誠治事務部長に手渡した。
 鈴木院長は「美味しいフルーツをありがとうございます。近県で緊急事態宣言が発令され、宮崎や熊本でも感染者が多く出ています。別府は少し鎮静化していますが、まだまだ予断は許しません。こうやって応援してくれるのは、心強い。地域の皆さんの期待に応えられるように組織をあげて頑張っていきたい」とお礼を述べた。

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