「おおいた冬の事故ゼロ運動」(昨年12月9日から18日)の期間中、別府市内の人身事故、負傷者、物損事故は減少した。死亡事故はゼロだった。別府警察署が19日にまとめた。
別府署管内は死者ゼロ(対前年同期比同数)、人身事故7件(8件減)、負傷者7人(10人減)、物損事故109件(14件減)。
人身事故の形態は、車と車6件、車と自転車1件。
車両同士の事故の内訳は、追突4件、出会い頭2件、正面衝突1件。事故原因は、前方不注視5件、安全不確認2件。
三代岳樹別府署交通課長は「期間中、別府市内の交通事故は人身、物損事故ともに減少傾向です。一方で、依然として道路横断中の歩行者が被害に遭う交通事故が多発しています。ドライバーは、特に横断歩道における歩行者優先を徹底して下さい。歩行者は、交通マナー、ルールを遵守して、夜間は明るい服装と反射材の着装を心掛けて下さい」と話した。
なお、今回の事故ゼロ運動では、さまざまな行事を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、12月11日午後から予定していた街頭啓発活動などを中止した。