自治会活動など功労総務大臣表彰報告

総務大臣表彰を報告した塩地さん(左)と大平さん(右)

 令和2年度自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰を受賞した、塩地奎三郎東荘園自治会長(83)と大平順治竹の内自治会長(72)が25日午後4時、長野恭紘別府市長に受賞を報告した。
 同表彰は、自治会や町内会等の地縁による団体の代表者として多年にわたって在職し、地域的な共同活動を通じて良好な地域社会の維持及び形成に顕著な功績のある人を表彰している。今年は、新型コロナウイルスの影響で、表彰式典は中止になった。
 塩地さんは平成16年に東荘園の自治会長に就任し、18年には市自治委員会緑丘地区支部長、20年に市自治委員会監事、22年に同副会長、26年からは会長に。令和元年からは、県自治委員会連合会の副会長も務めている。
 大平さんは平成12年に竹の内自治会長に就任し、20年に塩地さんと一緒に市自治委員会監事に。26年からは同副会長を務めており、同年に県自治会連合会理事として活躍している。
 長野市長は「お2人には、いつも頼ることが多い。コロナ禍で不安に思うこともあると思いますが、自治会の中では大きな感染もなく、日頃から会長を中心にしっかり対策をしていただいているのだと思います。今後も別府市の発展のため、コロナに一緒に打ち勝っていきたい」と労った。
 塩地さんは「まさかこのような賞がいただけるとは思っておらず、皆さんに感謝をしたい。コロナ禍で皆さん自粛をして、行事もできませんが、コロナが収束すれば、一緒に楽しい時間を過ごしたい。町内もまとまっており、運営はやりやすい」と話した。大平さんも「このような賞がいただけるとは思っておらず、うれしい。竹の内地区は、農業をしている人と新しい人の融和が図られており、良い環境。祭りなどの伝統を守りながら、みんなで楽しくやっていければと思っています」と話した。