令和2年度の学校保健功労者表彰式

子どもたちの健康と安全のために尽力する学校医らを表彰した

 別府市学校保健会(矢田公裕会長)は28日午後3時、市役所で令和2年度の学校保健功労者表彰式を行った。
 学校医、学校歯科医、学校薬剤師として20年その職に勤務した人の「特別表彰」と10年の「一般表彰」がある。今年度の特別表彰は1人、一般表彰は8人。矢田会長が「毎年、学校保健大会を開いて表彰をしていましたが今年は、新型コロナウイルスで表彰式だけのこじんまりとした会になってしまいました。新型コロナが始まって約1年ですが、まだまだ続きそうです。そんな中で、子どもがどう育つかはとても大切。子どもたちはコミュニケーションをとりながら育っていく。これからも学校保健活動に尽力してもらいたい」。
 寺岡悌二教育長は「皆さんのおかげで、子どもたちの健康と安全が確保されており、うれしく思います。これからも、子どもたちの安全のために、専門的な立場から心強いご支援をいただきたい」とそれぞれあいさつをした。
 矢野会長が出席した4人に表彰状を手渡した。受賞者を代表して、特別表彰を受賞した学校歯科医の生野晴彦さん(75)が「子どもの健康を守る活動をしていますが、まだまだ十分ではなかったかもと思っています。この受賞を機に、子どもたちのために務めていきたい」とお礼を述べた。受賞者は次のとおり(敬称略)。
 ▽特別表彰=生野晴彦(平成8年~、別府支援学校石垣原校)▽一般表彰=嶋﨑敏樹(平成22年~、大平山小学校医)岡部美由紀(平成21年~、別府中央小学校薬剤師)山本正史(平成21年~、別府支援学校鶴見校学校医)有馬明子(平成22年~、同石垣原校学校医)畑知二(平成19年~、別府翔青高校学校医)谷口晋(平成20年~、同)今泉雅資(平成22年~、同)大隈亮典(平成19年~、同学校薬剤師)