国道10号で普通車と自転車が衝突

普通車と自転車が衝突した国道10号の若草町交差点
交通死亡事故を起こした普通自動車

 7日午前0時25分ごろ、若草町の国道10号の交差点内で、普通自動車と自転車が衝突する事故が起きた。普通車を運転していた日出町大字藤原の会社員、荒巻宗谷さん(19)にけがはなかったが、自転車を運転していた別府市北浜3丁目の大学生、遠藤ゆうさん(19)が、全身を強く打ち、頭部から出血もあり、市内の病院に搬送された。4時間2分後の午前4時27分、搬送先の病院で多発外傷で死亡が確認された。別府警察署管内の交通死亡事故は今年、初めて。
 調べによると、事故現場は片側3車線で、信号機のある交差点。普通車は大分市方面から日出町方面に第2車線を、自転車は東から西(海側から山側)に走行していた。
 事故の目撃者が110番通報した。
 事故原因や事故当時の信号の状況などを捜査している。
 別府署は署長名で7日から11日までの5日間、交通非常事態宣言を発令し、交通取り締まりなどの交通事故防止対策を強化している。