日出町の速見クラブに所属する安部七葉さん(12)=大神小学校6年=と利光里菜さん(11)=同5年=が3月27日から徳島県で開催される「第18回全国ポープス選抜卓球大会」に大分県代表として出場するため、18日午後4時半、本田博文町長に報告をした。
ホープス選抜大会は、小学5、6年生を対象としており、6年生2人、5年生1人で構成する団体戦。県代表3人のうち2人が速見クラブから選出され、団体監督も速見クラブの吉川明義監督が務める。
安部さんは小学1年生の頃に何か習い事をしようと考え、体を動かすスポーツをしたいと思ったという。親や祖父に勧められて始めた。「自分から点を取ったり、攻めたりするのが楽しい」と言う。
利光さんは、幼稚園の頃に吉川監督と知り合いだったことが縁で卓球を始めた。「自分から挑戦して、頭を使って技術が上がったりするところが楽しい」と話した。
報告会では、安部さんが「みんなで優勝を目指して頑張ります」。利光さんは「みんなの足を引っ張らないように頑張って、優勝したい」とそれぞれ力強く決意を述べた。
本田町長は「県内には沢山の卓球選手がいる中で、3人のうちの2人に選ばれたのは、うれしいこと。日頃の練習の成果を発揮して、体調には十分気を付けて、悔いのない、思い出に残る大会にしてください」と激励。激励金を手渡した。
また、利光さんは全国で6人が選ばれる「第30回東アジアホープス卓球大会」のナショナルチームのメンバーに選ばれており、12月3日から、福岡県で開催される大会に出場することも報告された。