みどりの少年団が椎茸駒打ち

自然の中で、椎茸の駒打ちを体験する「みどりの少年団」

 別府市の農林水産課職員で構成する別府市緑化推進委員会(会長・長野恭紘別府市長)は20日、みどりの少年団のしいたけ駒打ち体験などを志高湖周辺の山林で行った。親子48人が参加した。
 「みどりの少年団」は、去る1974(昭和49)年に市立朝日小学校の火売と新別府の子ども会で結成された。令和2年には、荘園地区でも荘園みどりの少年団が結成された。次代を担う子どもたちが、緑と親しみ、愛し、守り育てる活動を通して、ふるさとを愛し、人を愛する心豊かな人間に育っていくことが目的。
 委員会の事務局長である河野伸久市農林水産課長が「少しでも緑化について理解を深めてもらえればと思う」とあいさつ。県椎茸農協理事の小川健さんの指導で、ほだ木と呼ばれる穴の空いた木に椎茸の駒を打ちこんでいった。子どもたちは、お父さん、お母さんたちに手伝ってもらいながら、1つずつていねいに駒を打った。
 姉妹で参加した井上愛結さん(10)は「駒打ちをするのは初めてで、打ち込むところが楽しかった。椎茸は好き」と話した。
 午後からは、志高湖奥にあるフォレストアドベンチャー別府で自然を使ったアスレチックを楽しんだ。