「和田組」創立65周年で社屋を新築

本社ビル北側に建設中の新社屋

 石垣東10丁目3―40の和田組(和田修社長)が同社北側に新社屋ビルを建設している。竣工は2月28日を予定。和田組は65周年を迎える。
 環境省が推進する「快適な室内環境を実現し、建物で消費するエネルギー収支をゼロにすることを目指した建物『ZEB』(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」を導入し、省エネルギー認証を取得している。高性能省エネ建材、設備機器を導入し、太陽光発電を利用することでエネルギーの削減率は93%を達成した。
 小野真希企画設計部長は「ビルとしては県内初の『ZEB』を新社屋に導入しました。建設業自ら環境問題に取り組み、大分県内に広がりを持たせたい」と語る。
 建物の構造はRC(鉄筋コンクリート)構造。地上5階建て。述べ面積は1124平方㍍。防災対策に関しては、免震構造で水は地下水を利用する。太陽光発電の電力を蓄電し、災害時は地域防災拠点として開放する。