元県職員や教職員などで構成する「地域の色・自分の色」研究会(照山龍治代表)が作成した副教材「ふるさとのたからもの」を使った公開授業を11日午後1時25分、市立鶴見小学校と東京大学をオンラインで結び行った。
「ふるさとのたからもの」は、(財)前川財団の支援を受けて作製し、「色」を通して身の回りから「自分だけの宝物」を見つける。
3年生35人に、秋田喜代美東京大学教授が「ふるさとのたからもの」を使って説明。火山の石に隠されているいろいろな色を見つけるとして、石を砕いて顔料を作り、副教材に記載された花びらの枠に色を塗っていった。これは塗った直後と時間が経ったあとでは色が変わるという。
照山代表は「郷里の宝物は児童らだが、自分たちが宝物。今はわからなくてもいい。授業で使った自分たちが塗ったものは、宝物になる」と話した。
授業終了後、授業研究会が行われた。