別府大学・短期大学部の卒業式

発酵食品学科を代表して野田涼風さんに卒業証書が授与された

 別府大学、別府大学短期大学部の令和2年度卒業証書・学位記授与式が17日、同大学で挙行され、大学357人、大学院7人、短大252人の計616人が学び舎を巣立った。
 今回も、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、代表者のみメディアホールで飯沼賢司学長から卒業証書が授与された。代表の授与式は、各会場にインターネット配信された。その後、同大学内教室で卒業生に卒業証書が渡された。また保護者の参加はなく、卒業生、教職員は全員マスクを着用、会場入り口では手指を消毒用アルコールで消毒しての出席となった。
 メディアホールでの授与式では、大学代表の伊藤涼子さん(国際言語・文化学科)、野田涼風さん(発酵食品学科)、于暁贇さん(国際経営学科)に飯沼賢司学長から卒業証書と学位記が授与された。
 飯沼学長「コロナ禍で、皆さんよく頑張りました。最後に君たちに言葉を贈ります。『今の苦難は未来の糧となる』。別府大学の建学の精神『真理はわれわれを自由にする』の下で育った誇りと学び舎の絆があれが、どんな困難も切り抜けらえます。そして胸を張って、この学び舎を巣立って下さい」と述べて、閉式した。
 その後、ビデオメッセージが流され、各学部の教職員や学食など校内の各施設の職員が「卒業おめでとう」などのコメントを寄せた。
 続いて午前11時30分から、大学院の小田菜央さん(臨床心理学専攻)、二宮優予さん(食物栄養学専攻)に飯沼学長が学位記を授与した。
 短期大学部の卒業式は午後2時、メディアホールや各教室で行われた。代表者の渡邉友美さん(食物栄養科)、阿部恵夢さん(初等教育科)、一丸菜那さん(専攻科初等教育専攻)が仲嶺まり子学長が卒業証書や修了証書を手渡した。
 仲嶺学長が「農業や食の工業化、教育・保育現場でのICT活用が加速される中、卒業生の皆さんが、さまざまな体験を通して折れない心を培い、社会に役立つ人材として有意義な人生を送られることを願っています」と式辞を述べた。
 続いて、各学科は個別の教室で挙行した。
 被表彰者は、次のとおり。(敬称略)
 【大学】▽成績優秀者=伊藤涼子(国際言語・文化学科)、光来出麗羅(史学・文化財学科)、垣野内萌絵(人間関係学科)、梶原美紀(食物栄養学科)、西田友美子(発酵食品学科)、于暁贇(国際経営学科)
 【大学院】▽成績優秀者=小田菜央(文学研究科)、二宮優予(食物栄養科学研究科)
 【短期大学部】▽成績優秀者=渡邉友美(食物栄養科)、阿部恵夢(初等教育科)、一丸菜那(専攻科初等教育専攻)