大分県と大分市は23日、548件のPCR検査等を行い、大分、別府、日田、中津、豊後大野の各市と県外の10歳未満から80歳以上の男女45人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の感染者数としては2日連続で最多更新となった。県内の感染者は計1502人。カラオケ関連の感染者が新たに6人増え、会食による感染者も13人と増えている。
別府市は4人。80歳以上の無職男性は家族、20代男性会社員は知人の感染がすでに確認されている。20代アルバイトの女性は会食で感染したとみられている。70代自営業の男性は、14日から症状があるが、感染経路は不明。
大分市は33人。60~70代の男女6人がカラオケ関連での感染となっており、10歳未満から40代の男女12人が会食による感染。家族内感染も8人、知人の感染が分かっている人が2人。50代男性会社員は県外で感染したと思われる。経路が分かっていない人も4人いる。
日田市は5人。40代自営業の男性と60代自営業の女性はそれぞれ知人の感染が確認されている。20代男性会社員と30代男性会社役員は飲食店を利用していた。30代自営業の男性は、接客の際に感染したとみられている。
中津市は1人。50代の男性県職員で、飲食店を利用していた。豊後大野市も1人で、60代無職男性。20日から症状があり、感染経路は現在調査中。県外も1人で、20代無職女性。県外で感染したものと思われる。