半数以上が「感染経路不明」に

 大分県と大分市は27日、1713件のPCR検査等を行い、大分市、別府市、日田市、国東市、佐伯市、杵築市、臼杵市、津久見市、由布市の10代から80歳以上の男女51人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は計1725人となった。
 依然として、カラオケ関連の感染者が13人と多いが、感染経路不明者は26人と、全体の半数にのぼる。また、家族での感染8人、知人が感染している人2人、職場と会食が各1人となっている。
 別府市は6人。80歳以上の無職男性、70代女性パート従業員、70代自営業の女性、60代無職男性はいずれもカラオケ関連による感染とみられている。40代無職女性と50代女性会社員はいずれも24日から症状が出ているが、感染経路は分かっていない。
 大分市は31人、日田市は4人、佐伯市は3人、杵築市と国東市は各2人、臼杵市、津久見市、由布市は各1人ずつとなっている。