竹の内の寺田さん宅で茶摘み

寺田さんと友人たちが新茶の茶摘みを行った

 立春から数えて88日目の「八十八夜」となる1日、竹の内の寺田勲さん宅の茶畑で妻の雅子さんや友人ら5人が新茶を摘んだ。
 八十八夜は日本独自の雑節で、春と夏の変わり目で、気候が暖かく、稲の種まき準備や茶摘みのシーズンとなる。この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするといわれている。
 寺田さん宅の茶畑は約200平方㍍あり、以前は家族などで茶摘みをしていたが、今は必要分のみ行っており、近隣の住民や雅子さんの友人から「茶摘みをさせて」と言われると快く応じているという。
 雅子さんは「フライパンやレンジですぐに出来るから、友人などに新茶を振る舞っています。若々しく、みずみずしい香りが楽しめます」と話した。