JA共済杯兼スポーツ少年団軟式野球予選

22年ぶり3回目の優勝で4回目の代表となった亀川中央スポーツ少年団
初優勝で初の代表となった南立石ファイターズ
昨年に続いて12回目の優勝、11回目の代表となった吉弘野球スポーツ少年団
4年ぶり6回目の優勝で、11回目の代表となった別府大平山少年野球部

 第3回JA共済杯学童軟式野球大会兼第43回全国スポーツ少年団学童軟式野球交流大会別府支部予選が4月24、25日、5月1日に市営野口原ソフトボールB球場で開催された。
 14チームが出場し、A~Dの4つのパートに分かれてトーナメント方式で代表選を行った。
 Aパートは、亀川中央スポーツ少年団と境川少年野球部が決勝に進んだ。1回表、境川は死球で出塁した走者が盗塁を決めて2塁に進むと、高園選手のヒットで1点を先制。しかし、亀川がその裏、四球とエラーで出塁した走者を、織田選手のヒットで2点を返して逆転に成功すると、高橋(司)選手の2塁打で追加点を重ねてこの回に4点を入れた。4回にも2点、5回にも3点を入れて境川を突き放し、9ー2で5回コールド勝ち。22年ぶり3回目の優勝で4回目の代表となった。
 Bパートは南立石ファイターズと春木川少年野球クラブの対戦となった。1回表、南立石が2アウトから本郷選手が本塁打を放ち1点を先制。2回にもエラーで出塁した走者を犠打で3塁に進めると、繁野選手のヒットで1点を追加。5回には、内野安打と連続四球で満塁とすると、安田選手が2塁打を放ち、自らも内野ゴロの間に生還。一挙に4点を入れ、6回にも1点を追加。対する春木川は、得点することが出来ず、最後は黒仁田投手に押さえこまれ、南立石が7ー0で6回コールド勝ちをおさめ、初優勝で初の代表を勝ち取った。
 Cパートの決勝は吉弘野球スポーツ少年団と朝日少年野球部。吉弘は1回表に連続ヒットで1点を先制すると、2回にも1点を加え、3回には片倉選手が2ラン本塁打を放ち2点、その後も4回、5回にそれぞれ1点、6回には片倉選手がこの日2本目となる本塁打を放ち一挙に5点を入れた。片倉選手は投げても朝日に得点を許さない好投を見せ、投打で活躍。吉弘が11ー0で6回コールド勝ち。昨年に続いて12回目の優勝、11回目の代表の座を獲得した。
 Dパートは、別府大平山少年野球部と浜脇少年野球が決勝を戦った。1回裏、浜脇が連続ヒットで出塁すると、内野ゴロの間に生還し、1点を先制。田島(楓)選手のスクイズで2点目を入れると、大浜選手がヒットを放ち、3点目を入れた。対する大平山は3回表、連続四球で出塁した走者が、外野のエラーの間に3点を返して同点に追いつくと、6回に内野安打やスクイズで2点を追加し、さらに得点を重ね、8ー3で大平山が勝利。4年ぶり6回目の優勝で、11回目の代表となった。各チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【亀川中央スポーツ少年団】▽代表=廣石和章▽監督=後藤隆之▽コーチ=高橋良輔▽選手=渕野陽暉(主将)、安森翔亮、廣石和真、小田隆一、廣岡頼士、小川侑、高橋司、青木歩陸、西優之介、豊島啓任、吉田悠晟、高橋優斗
【南立石ファイターズ】▽代表・コーチ=郷司慎也▽監督=黒仁田享▽コーチ=安田高士▽選手=郷司遥哉(主将)、黒仁田翔和、福田蒼輔、川崎佳人、繁野仁志、安田隼都、三浦伯、塩手琉太、佐々木遥翔、工藤虎我、甲斐崎聖、片山煌稀、太田庵志、上田健志朗、廣瀬誠、秦野諭吉、工藤真那珠
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸太史明▽コーチ=古庄敏和、永松直樹▽選手=古庄倫大(主将)、能住純平、片倉雅斗、杉田朋矢、藤原駿斗、能住颯太朗、近藤豪琉、木崎琥太郎、杉田欣希、木村航生、宮野凌空、阿部芭琉、髙見瑛太朗、田中健斗、村井新太郎、阿部朔久、能住幸詩朗、藤原聖士、谷口颯汰、坂田皐
【別府大平山少年野球部】▽代表・監督=今宮美智雄▽コーチ=上原勇二、大石賢二▽選手=後藤大雅(主将)、坂本竜星、三浦大雅、伊藤太一、井上幸大、川嶋星太、藤本瞬、鈴木蒼空、前田悠希、小柳和海、三原優輝、椰野澪央斗、伊藤みのり、豊島大和、藤由純大、山下啓太、奥本晴、坂本聖道、三浦大和、那須陽真