公立3児童館約2万2千人利用

公立の南部、北部、西部の各児童館(左から)

 別府市は13日、児童館運営委員会を開き委嘱式を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、中止した。
 別府市には、公立で南部児童館(中西康太館長、おひさまパーク内)、北部児童館(石和恵館長、あすなろ館内)、西部児童管(古田郁子館長、ほっぺパーク内)の3つの児童館を運営しており、各児童館ごとに運営委員を設けている。北部が8人、南部と西部が各9人の委員がおり、児童館の行事や運営などについて意見交換などを年2回行う。本来は正副委員長を決めるが、今回は会議を開くことが出来ないため、2回目以降で決定するとしている。任期は2年。各館ごとに特色ある取り組みをしている。
 児童館は多くの子どもたちが利用していることから、密になりそうな時には人数制限をしたり、利用者のマスク着用、手指消毒、換気など感染予防対策をしっかりとして受け入れを行っている。令和2年度の利用者延べ数は乳幼児が7255人、小学生5543人、中学生1219人、大人8096人で、計2万2113人だった。館別では、南部が3492人、北部が5276人、西部が1万3345人。新型コロナの影響もあり、一時休館した時期もあったため、前年度と比べて1万447人減っている。
 現在、再び感染拡大が広がっていることから、5月の行事は中止となっているが、受け入れは行っている。子どもたちが安心して集える場所になるように、予防対策を徹底していく。