市役所朝日出張所が移転し業務スタート

開所式後、さっそき業務をスタートさせた

 別府市は16日午前8時半、市朝日大平山地区公民館で市役所朝日出張所の開所式を行った。
 朝日出張所はこれまで、JAべっぷ日出が運営する建物の中にあったが、建物の老朽化などにより、解体することが決まり、移転先を朝日大平山地区公民館と決めた。バス停が遠く不便などの声もあったが、亀川側同様に「まごころ宅配便サービス」を提供することで利便性を確保し、既存の施設との複合とした。
 「まごころ宅配便サービス」は、障がいのある人や高齢者など1人で出張所に来ることが難しい人は、事前登録をしておくと、住民票の写しなど9種類の証明書を必要な時に、職員が自宅まで届けてくれるサービス。
 開所式で、長野恭紘別府市長、伊藤敏幸市自治委員会朝日地区支部長(新別府自治会長)、廣田巌同大平山地区副支部長(大畑自治会長)、松宮健太郎同鶴見地区支部長(鶴見自治会長)が看板の除幕を行った。
 長野市長は「地区公民館の利用者の皆さんには工事でご不便をおかけしましたが、ひとまもり・まちまもり協議会の拠点にもなり、さらに愛され、利用される場になると期待しています」とあいさつ。
 出張所は玄関入ってすぐの真正面にあり、開所後はすぐに業務を開始した。