県高校総体への展望③

「栄光をめざして」校長に聞く

大分県立別府翔青高等学校  校長 阿南 典久さん

阿南 典久校長

 大分県高校総体が今月末から開催されます。大会に向けた抱負をお聞かせ下さい。 

 コロナ禍の中、大分県高校総体が多くの方々のご尽力により開催されますことに、心より感謝申し上げます。今年は、別府翔青高校から15競技に230名が出場します。昨年に引き続き、総合開会式はありませんが、県内各競技会場で「別府翔青高校」の選手が仲間と力を合わせ、これまでの練習の成果を発揮し躍動してくれることを願っています。
 特に3年生にとっては最後の大会となります。昨年からの新型コロナウイルス感染防止のため、練習や大会が十分にできず苦労の連続でしたが、仲間と支え合いながらチームを作り、練習を重ね、技と力と心を磨いてきた学年です。本校の「必翔青春」のキャッチフレーズの如く、チーム一丸となって、悔いの残らないよう力いっぱい頑張り、高校生活の良い思い出を作ってくれるよう祈っています。

 世界を震撼させたコロナ禍での開催です。これまでの取り組みの中で特にご苦労された点をお聞かせ下さい。

 この一年は、新型コロナウイルスの影響で多くの制約を受けた部活動になりました。特に、苦労した点と言えば、①日常練習での感染防止 ②大会スケジュールの変更 ③パフォーマンスやモチベーションの維持などです。しかし、保護者や外部コーチなど多くの方々の支えがあり、生徒たちは好きなスポーツに打ち込むことができました。

 貴校として、大会で上位を目標にしている、もしくは今後を見据えて強化、期待されている競技(種目)をお聞かせ下さい。

 ヨット部、フェンシング部、自転車競技部、水泳部(女子飛込)、ライフル競技(女子個人)