別府市の感染者「ゼロ」

 大分県と大分市は2日、1295件のPCR検査等を行い、大分、日田、宇佐、臼杵、豊後大野の各市と居住地を非公開とした10歳未満から70代の男女22人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、70代と80歳以上の3人が死亡したことも発表。県内の感染者は計3408人、死者は累計で50人となった。
 人口10万人当たりの1週間の新規感染者数は、ここ数日感染者が減少していることもあり、12・25人と「ステージ2」の基準まで下がっているが、変異株が主流となり、依然として感染経路が分かっていない人がいるため、注意が必要。また、クラスター(集団感染)が確認された大分市内の高校では、新たに生徒と教職員11人の感染が確認されている。
 感染経路別では、クラスターが発生していることもあり、学校が11人と多いが、家族や不明も各4人、施設、職場、知人が各1人となっている。別府市での新たな感染者はいなかった。
 市町村別では、大分市が15人、非公開3人、日田市、宇佐市、臼杵市、豊後大野市が各1人となっている。