ワクチン接種分かりやすく

公明党の別府市議から新型コロナワクチン接種に関する緊急要望を手渡した

 公明党の別府市議団は5月28日、長野恭紘別府市長に対して「新型コロナワクチン接種に関する緊急要望」を行った。堀本博行、市原隆生、荒金卓雄、穴井宏二の各市議が出席。
 新型コロナのワクチン接種は「今までにない国民的事業であり、万全に準備が必要」とし、ワクチン接種体制整備について▽本市の接種計画を明確にするとともに、大分県と密接な連携の下、接種にあたる医療従事者への優先的な接種を早急に行う▽ワクチンの安全性について、タイムリーで分りやすいていねいな情報発信に取り組む▽接種券と同時に郵送される接種会場の一覧表や予約の案内などの文字が小さい。大きな文字で書類を作成すること▽集団接種会場において、事前に予診票を記入していないことも予想される。アドバイザー職員の配置と記入用座席の設置等の配慮を▽移動困難な人のためにタクシー活用など必要な支援策を検討すると共に、必要な場合は訪問による接種も検討
 ▽高齢者と基礎疾患がある人への優先接種が平行して行われることが予想される。国から示されている先行予約期間の設定を適切に行い、きめ細やかな配慮と速やかな予約につながる特段の取り組みを▽視覚・聴覚、発語障がいや精神疾患のある人などへの接種は手話通訳など合理的配慮を▽車いす利用者のため、幅広い動線の確保などの合理的配慮を▽一般市民対象は、集団接種のみならず、かかりつけ医などでの接種が広範にできるよう、さらに医師会との協議を進める▽集団接種会場において経過観察時間を活用して注意事項や副反応について分かりやすく周知を図る映像などを上映することーとしている。
 堀本市議は「党をあげて全国でワクチン接種の実態調査を行っており、自治体には市町村議員が緊急要望をしている。党として後押しをしていくので、しっかりとやってほしい」と要望し、長野市長に手渡した。