別府警察署は13日午後0時20分、特殊詐欺(架空料金請求詐欺)被害を発表した。
同署によると、市内の無職男性(72)が11日、インターネットのホームページを閲覧中、パソコンの画面に「このパソコンはウイルスに感染した」というメッセージと電話番号が表示された。電話したところ、コンピュータソフトウェア会社社員を名乗る男から、ウイルスを除去するためコンビニで電子マネー5万円分を購入するように要求された。購入後、カードの裏面に記載された数字などのコード番号をパソコンに入力して相手に送信し、利用権をだまし取られた。
さらに相手から電話がかかったため、男性はインターネットで調べ不審に思った。13日午前、別府署に相談して被害が発覚した。
別府署は「電子マネーで支払いを要求された場合は詐欺を疑い、相手にカード番号を教える前に警察や家族に相談して下さい」と呼びかけている。