シルバー人材センターの定時総会

23人が出席した定時総会

 別府市シルバー人材センター(藤野博理事長、492人)は令和3年度定時総会を11日午前10時、ビーコンプラザ中会議室で開催し、23人が出席し、302人が委任状を提出した。
 塩地奎三郎副理事長(市自治委員会長)が開会の言葉を述べ、総会が始まった。
 藤野理事長が「昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染防止の観点から、人数制限をさせていただきました。本来であれば、センターに多大な貢献のある24名のご労苦に対して皆さんの前で感謝状を渡すのですが、今回も省略させていただきました。事業計画目玉の会員拡大ですが、令和2年度は3名増加しました。全国47都道府県で会員増の県は、大分県、鹿児島県、和歌山県の3県のみ。大分県に少しでも貢献できたことを嬉しく思います」とあいさつ。
 これまで、総会で70歳以上、在籍5年以上、就業延日数550日以上の男女に感謝状を贈呈していたが、今年は名簿での紹介となった。
 会員の宗安洋一さんを議長に議事に入り、昨年の事業、決算、監査が報告され、挙手で承認した。
 役員改選があり、理事の市原隆生市議、白石修三・元別府市経済産業部長、河原靖繁・元別府市シルバー人材センター事務局長、監事の奥茂夫・元別府市産業政策課長が退任。新理事に三重忠昭市議(観光建設水道委員会委員長)、松川幸路市観光・産業部長、伊藤雅一元別府市職員、監事に竹元徹・市産業政策課長に就任した。
 理事会を行い、常務理事兼事務局長に伊藤さんが就任した。
 報告事項は、令和3年度事業計画の重点実施事項として▽安全・適正就業の強化▽ペナルティー制度▽財政基盤の健全化▽会員の拡大強化▽推進計画の取り組み―の5点を挙げた。収支予算を報告後、同センターの事務所移転について、移転場所はJAべっぷ日出亀川駅前支店2階及び北側1階一部とし、資機材置き場兼駐車場は亀川浜田町990番。今後は契約を進めていき、事務所移転は8月中旬、資機材の移転は11月下旬までを予定している。また、正式に契約を結んだら、会員への周知として①移転の場所および日時が決定したらハガキで通知②市シルバー人材センターのホームページ③報道機関に広告を掲載予定―を予定している。安全委員会設置要綱の一部改正についても報告した。
 被表彰者は、次のとおり。(敬称略)
 田中隆雄、河野恵一、後藤信廣、寺山啓一、月木久、井上芳江、造士美枝子、中尾富子、藤本房生、澤征照、松平勝美、神崎正廣、阿部幹男、宮本晃、柗本好規、伊藤武己、下田秀實、柳井陽一、川野健、矢部誠、手島俊一、円一正治、小川千鶴子、小笠原節子