別府商工会議所が通常議員総会

令和2年度の事業内容などを承認した議員総会

 別府商工会議所(西謙二会頭)はこのほど、通常議員総会をホテル別府パストラルで開催した。出席議員46人、委嘱状21人。
 西会頭が「職域接種について、意向調査をさせていただいている。今後も、市や医師会と協力してやっていきたい。コロナ禍で、いかに別府に商工事業者が多いかが改めて分かった。この1年間、市等と一体となっていろんな事業をやってきました。ワクチンによってあともう少しで光りが見えると思うが、皆さんと一緒になって、一体となって這い上がっていきたい」とあいさつ。
 議事では、令和2年度の事業・各種決算・監査報告、常議員の補欠選任に関する件が話し合われ、いずれも全会一致で承認した。
 令和2年度は、新型コロナウイルスの影響で、世界的な経済の落ち込みがあり、観光地・別府も例外ではなく、厳しい状況が続いている中で、市内経済の下支えをするために各種事業に取り組んだ。新型コロナ対策では、特別相談窓口を設置し、別府市がべっぷアリーナで行った総合相談窓口の支援といった相談体制の強化を行うとともに、県民向け誘客PRも実施した。
 また、プレミアム付商品券事業として、「別府エール食うぽん券」や「別府みんなにエール券」事業を別府市と実行委員会を組織して展開した。個店支援では、巡回などによる総指導を3206件行い、小規模事業者経営改善資金(マル経融資)の取り扱いについて、日本商工会議所から表彰を受けた。
 その他、現在の別府商工会館の用地を別府市から購入するなどした。常議員の補欠選任については、千壽智明海地獄代表社員を選任した。