特殊詐欺被害防止のチラシを配付

別府警察署生活安全課員がローソン別府光町店の
児玉裕オーナー(右)に特殊詐欺被害防止のチラシを手渡した
市内の全コンビニに配付される5万6千枚のチラシ

 別府警察署は特殊詐欺被害防止チラシ5万6千枚を作製し7日午後2時、ローソン別府光町店(児玉裕オーナー)に千枚、手渡した。
 県内では特殊詐欺で電子マネーでの被害が多く、コンビニの協力を得るために別府署が1日から独自活動として展開しているもの。
 チラシには「STOP!詐欺 電子マネーカードを購入された方 電子マネーカードを購入させ、カード番号を聞き出す詐欺が多発しています!」「このような場合は詐欺です!購入した電子マネー、ギフト券の番号を教えるように言われた。メール等で、有料動画サイトの料金や、高額宝くじ当選の受け取り手数料等を請求された。パソコンを使用中に、警告音や音声が流れ、ウイルス対策が必要と言われた」などと書かれている。
 児玉オーナーは「高額な電子マネーを購入する人や、高齢者の方が購入する際は、声かけをしています。今回のチラシを渡しつつ、声かけをすることで特殊詐欺被害の未然防止になれば」。
 別府署生活安全課員は「お金が絡む電話などはすべて詐欺を疑い、すぐに家族や警察に相談して下さい」とそれぞれ話した。
 今後、別府署員がチラシを別府市内のすべてのコンビニに配付する。